2014年10月28日火曜日

オッドさん、その後(アズマヒキガエル)

右目を、わずらっていた、オッドさんですが、

その後も、目が気になるのか、痛いのか、

患部が固まりかけると、手足で引っかいてしまい、何度か、目から、大出血していました(涙)。

目薬も、かえって、気になって、引っかく、きっかけになってしまうようで、

控えるようにしました。

その結果、


ようやく、出血や腫れが、おさまってくれました。

ですが、瞳は黒いままで、きっと、見えていないでしょう。

でも、仕方が無いです。

死んじゃうより、ずっと、いいです。

ひとまず、状態が、落ち着いてくれて、よかったです。


正面顔です。

閉じっぱなしだった、目が開くようになりました。

餌は、ひかりのベルツノガエルの餌(人工餌)を、水に浸して、強制給餌しています。

当初は、口を強制的に開けさせるだけでも、大変な騒ぎで、可哀想でしたが、

今は、割と、すんなり開けて、餌を、押し込むと、ごくんと、飲んでくれます。

スムーズに済んで、お互いに、ストレスも少なくなり、ちょっと、ほっとしています。


ずっと、強制給餌でも、生きていてくれたら、それでいいです。

可愛くて、大事な、ウチのコです。

2014年10月2日木曜日

文鎮のように重いナガレさん(ナガレヒキガエル)

今、ヒキガエルは、大きなケースに1匹(ミヤコはペア)で、飼っています。


こちらは、ナガレヒキガエルのナガレさん(♂)です。


夏も、食欲が衰えることなく、むっちり、どっしり、大きくなりました。


食欲旺盛で、昨日(さくじつ)も、イエコのLサイズを、一度に20匹も食べてしまい、

他のコの食べる分が足りず、慌てて、買い足しに行ったりします。

持つと、文鎮のように、ずっしり重く、

私の腕を掴む手の力も、そのままで持ち歩けそうな強さです。


ちなみに、去年の夏は、まだこんな感じ(↑)で、コドモっぽく、貧弱でした。


昨年秋に、3匹を一緒の衣装ケースに入れていたときも、

一番小柄で、よく踏まれて、鳴いていたので、

それが、ナガレさんのストレスになるかと思い、別々のケースにしたところ、

おっとりマイペースなナガレさんに合ったようで、大きく、重くなりました。


どーん!

今では、この貫禄。


手足も、ぶっとくなりました。

2014年9月29日月曜日

オッドさん、眼病にて通院中(アズマヒキガエル)

10月から、飼育3年目に入る、家で、最古参のカエル、

アズマヒキガエルのオッドさん(♂)が、眼病になりました(ーー;)。

 
夏バテで、8月ひと月の間、餌を食べずに過ごし、痩せてしまい、

やっと、涼しくなって、元気が戻り、食欲が戻ってきたところ、だったのですが。


このデカイ目、ミヤコの横顔では、ありません。

オッドさんの右目が、濁って、腫上がっているのです(涙)。

今日は、それでも、ちょっと良くなって(?)、出血も無く、まぶたもきれいですが、

虹彩や瞳孔は、はっきりしません。

2,3日前までは、もっと、ひどく、右目は、濡れた干しブドウのようで、血がにじんでいました。

強制給餌で、嫌がって、外皮のまぶたを閉じると、血がべっとり、あふれたりしました、が、

洗い流すと、綺麗になるので、目の奥に、血の塊があるようです。

見ていて、痛々しくて、本人も痛いのか、元気が無かったので、獣医に連れて行くことを決意しました。


正面顔です。

いつの間にか、こんなに、右目だけが、腫れてしまいました。

ちなみに、オッドさんは、「左目の虹彩が、生まれつき無い」ため、

左目は、見えているのか、わかりません。

となると、健常だった右目が、病気になった今、

「全く見えていないか、ぼんやりとしか、見えていない」状態(涙)、と思うので、

練り餌を、強制給餌しました。

イヤがって、二度、吐き出されましたが、

心を鬼に、しつこく与えた三度目に、やっと、飲み込んでくれました(涙)。

 
連日の給餌で、元気が出てきたからか、目の出血(傷)がちょっとよくなった(?)からか、
 
ジタバタ暴れるのを握って、強引に口を開けさせ、しつこく餌をやったのに、
 
ゴキゲンなスマイルを見せてくれる、最高にキュートな、オッドさんです(涙)。
 
 
オッドさんは、へんな言い方、性格が良いカエルです。
 
 
ランの場合、餌を食べなくなったとき、
 
ランの、無頼な性格を押し曲げてまで、強制給餌をするのは、ランが嫌がって、
 
自由が好きなランの人格(カエル格)を、認めず、
 
支配し、屈服させるような気がしたので、やめました。
 
 
けれど、オッドさんは、そこまで頑なな性格ではなく、手におえない困ったことが起こったとき、
 
私の援助を求めるタイプ、と思うので、強制給餌を行っています。

 

獣医さんによると、ケースの壁に目をぶつけたりしたのが、きっかけでしょう、とのことでした。

”オット”さん、とりあえず、目薬を、2種もらってきて、朝昼晩、点眼します。


とはいえ、これだけ、腫れた目が出っ張っていると、見えていないこともあり、

また、ぶつけたり、こすったりしないか、心配です。

そうならないように、大人しくしていてね。オッドさん。

+++

<おまけ>


昨年の秋、目が、マトモだった頃の、オッドさん。

目が見えなくても、元気でいてさえくれればいいです。

2014年7月27日日曜日

珍しい混浴(ミヤコヒキガエル)


ミヤコヒキガエルのミヤコ(♀)です。


あるとき、珍しく、仲良く、オリーブ(♂)と、ひとつの水入れに、入っていました。

いつもなら、オリーブ(右)の入っているところに、ミヤコ(左)が、乗って入って、

オリーブが鳴いて不満がって、どちらかが、退散する、というパターンなんですが。


活発なミヤコに比べ、臆病なオリーブは、いつまでも、弟のような扱いに見え、

いつまでたっても、ペアには見えない、ふたりなのでした。

2014年7月23日水曜日

ランが逝きました(ヒキガエル)

家の自慢のヒキガエル「三人息子」のうちの1匹の、あのやんちゃなランが、22日午前、逝きました。

6月に入ってから、ほかの二匹(オッドさんとナガレさん)に比べて、急に、元気がなくなり、

表情もぼんやりして、餌を食べなくなりました。

何とかして、餌を食べさせようと、いろいろな餌を試し工夫したのですが、

本蛙(ほんにん)に、食べる気なく、食べませんでした。

息をするときに、ぱこぱことした異音がした気がしたので、何か疾患を患っていたかもしれません。

それでも、生かせるために、心を鬼にして、

力ずくでも、口をこじ開けて、練り餌を押し込もう、と、楊枝でランの口を開けさせようとしましたが、

おしっこをぴゅーぴゅー飛ばしながら、猛烈に暴れ、嫌がるので、

あ、これは、泣けないカエルが、泣いて嫌がっているってことなんだ、と思い、無駄に体力を消耗させるだけ、

もうこれ以上、ランの嫌なこと、ストレスになること(餌の押し付け)は止めよう、と思いました。

生き物は、いつかは死ぬ。

ランにそのときが近づいているのなら、できるだけ、穏やかに安らかに、無理をさせずに迎えられるように、と、

ケースを静かな洗面所に移し、まめに覗いては声をかけつつ、水替えをメインとした、お世話(でも、脱皮は手伝う)にしました。

ランは、その間、広々とした水入れの水に浸かったり、陸に上がったり、小さな木のテラスに乗ったり、自由に移動して過ごしました。

食べなくなってから、ひと月あまりを生きて、昨日、水入れと木のテラスの間に、落ちるようにして、亡くなりました。

目は開いたままで、とても楽しそうな、充実した顔をしていました。

私に、ありがとう、と言っているようでもありました。
 


ラン。

こちらこそ、楽しいときを、ありがとう。

もう、「ラン、ラン」って、呼べないのが、寂しい。


いつかまた会えるときまで、お互いに元気でいようね。